「形だけの監査」を卒業する。組織を強くする「適合性」と「有効性」の回し方 🚀
1. なぜ内部監査が「チェックのためのチェック」になるのか 🤔
多くの組織で、内部監査は「決められたルールを守っているか」を確認する作業に終始しがちです。
しかし、適合性の確認だけで終わる監査は、過去の答え合わせに過ぎず、組織の成長にはつながりません。
現代のISMSや内部統制に求められているのは、
内部監査が組織の成長・改善にどれだけ貢献しているかという「有効性」の視点です。
この視点が欠けると、監査は単なる儀式化したイベントになり、
リスクに対応できない「弱い組織」を生み出します。
2. 適合性監査と有効性監査:それぞれの役割とリスク ⚖️
内部監査を「守り」と「攻め」の両面から捉え直すことで、監査の質は大きく変わります。
- 適合性監査(守りの監査)
役割:組織の活動が、マニュアル・手順書・法規制などの「決められたルール」に合致しているかをチェックします。
リスク:ここに偏りすぎると、ルールが形骸化していても「守っていれば良し」とする形だけの監査に陥ります。 - 有効性監査(攻めの監査)
役割:その活動やルール自体が、「本来の目的や目標」を達成するために正しく機能しているかを検証します。
リスク:有効性だけを追い求めてルールを無視すると、ガバナンスが崩壊し、法的リスクや不正の温床になる恐れがあります。
結論:どちらか一方では不十分。両輪がそろって初めて、強い組織運営が可能になる。
3. 理想的な監査のステップ:両輪を回す「戦略的フロー」 🔄
内部監査が単なるチェック役から、経営のパートナーへ進化するためには、
次の順序でプロセスを組み立てることが重要です。
- 【適合性の確認】🛡️
まずは最低限のルールが守られているかを確認し、組織の安全性・信頼性を担保します。
これはリスク管理の基礎であり、ガバナンスの土台です。 - 【有効性の検証】🎯
その上で、「そのルールは今の組織にとって最適か?」「目的達成に貢献しているか?」を検証します。
ここで改善点を見つけ、組織の成長につながるアクションを生み出します。
結論:内部監査は組織の未来をつくる「戦略ツール」へ ✨
ルールを守る(適合性)ことを土台にしつつ、
そのルールが成果を生んでいるか(有効性)を問い直す。
このサイクルを継続的に回すことで、内部監査は「形だけの監査」から脱却し、
組織の未来を支える戦略的なマネジメントツールへと進化します。
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