ISMSを「最短・工数ゼロ」で取得したい?看板だけで終わらせない、賢い企業の選択肢✨


はじめに:ISMS取得を“最短・低コスト”で実現したい企業が増えている理由

「ライバル企業がISMSを取得したから、うちも急いで看板が欲しい」
「できるだけ手間をかけず、作業工数ゼロで取得する方法はないか?」

ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)コンサルティングの現場では、このようなご相談を本当によくいただきます。

結論から申し上げます。
「形だけのISMS取得」は可能かもしれませんが、それは御社にとって“最大の不利益”を招くリスクを孕んでいます。

今回は、ISMS取得における「楽」と「質」の両立について、実務視点で本音解説します。


1. 「看板」だけを手に入れる代償⚠️(ISMS形骸化のリスク)

ISMSのロゴマークが名刺やWebサイトにあると、確かに対外的な信頼感は高まります。しかし、中身が伴っていない「借り物の仕組み」を導入すると、以下のような事態が起こり得ます。

  • 形骸化による事故
    実務に合わないルールを無理やり運用し、現場が疲弊。
    結果、形だけで守られないルールが常態化し、重大な情報漏洩事故が発生する。
  • 事故後の信頼失墜
    「ISMSを持っていたのに事故を起こした」となれば、看板がない時よりも「管理能力不足」を厳しく問われます。
    ライバル企業に差をつけられるどころか、市場から退場を迫られるリスクすらあります。

👉 “看板だけのISMS”は、むしろ企業価値を下げる危険な選択肢です。


2. 「工数ゼロ」の落とし穴🕳(テンプレ運用の限界)

世の中には「ひな形を埋めるだけ」でISMSが作れるというツールも存在するようです。しかし、自社の業務プロセスを無視してツールに合わせる手法は、長期的に見てもっとも工数がかかる方法です。

理由は明確です。

  • 「自社のやり方」と「ISMSのルール」が別々になる
  • 二重管理が発生し、日常業務の邪魔になる
  • 現場が守れない仕組みは、必ず破綻する

つまり、工数ゼロで作ったISMSは、運用フェーズで“工数100倍”になって返ってくるのです。


3. 真の「最短ルート」は、業務の中にISMSを溶け込ませること🚀

私の考える理想のISMS構築は、

「構築時にしっかり時間をかけ、運用時の意識をゼロにする」

というアプローチです。

  • 構築フェーズ
    自社の業務フローを徹底的に洗い出し、今の仕事の進め方に無理なくセキュリティの要素を組み込みます。
  • 運用フェーズ
    社員が「ISMSをやっている」と意識せずとも、普段通り業務を遂行するだけで自然とISMSの基準を満たしている状態を作ります。

最初に「自社専用の服」を仕立てることで、その後の着心地(運用)が圧倒的に楽になり、結果として事故のリスクも最小限に抑えられます。

さらに、情報の扱い方を“攻めの武器”として活用することで、売上・利益アップにつながるケースも多いのです。


まとめ:ISMSは「守り」ではなく「攻め」の道具💡

「とりあえず看板が欲しい」という動機は、きっかけとして悪くありません。
しかし、せっかくコストと時間をかけるのであれば、

「事故を起こさない、かつ業務を止めない仕組み」

を手に入れませんか?

ライバル企業が持っているのは、ただの「看板」かもしれません。
御社が手に入れるべきは、

「信頼」と「効率」が両立した強い組織体制です。







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