ISO9001「意図した成果」の正解は?現場のやる気を削ぐ“教科書的説明”を卒業する方法✨
品質マネジメントシステム(QMS)を運用している企業が必ず直面するキーワード、
それが「意図した成果」です。
この記事では、「意図した成果」の考え方を解説し、現場が動き出す伝え方を紹介します。
1. 「意図した成果」と言われてピンときますか?🤔
ISO9001の審査や内部監査で必ず聞かれる質問があります。
それが 「組織の意図した成果は何ですか?」 というもの。
しかし、実際には次のように答えに詰まるケースが多いのではないでしょうか。
- QMS(品質マネジメントシステム)を回すこと?
- 不適合を出さないこと?
- マニュアル通りに動くこと?
なんとなく理解しているつもりでも、
自分の言葉で説明するのは意外と難しいのが「意図した成果」です。
2. 「顧客満足の向上」では現場は動かない📉
ISO9001の教科書的な答えはとてもシンプルです。
- 製品・サービスの適合
- 顧客満足の向上
しかし、このまま現場に伝えても、
「よし!明日からもっと頑張ろう!」
とはなりません。
なぜなら、「顧客満足」や「適合」は現場にとって抽象的で、 自分ごと化しにくいからです。
3. 本質を「三方よし」で解釈してみる🧭
ISO9001の「意図した成果」を、もっと現場に近い言葉で説明する方法があります。
それが、近江商人の精神である 「三方よし」 での解釈です。
- 買い手よし(顧客満足):
一生懸命いい仕事をして、お客様に喜んでもらう。 - 売り手よし(自社・社員の利益):
お客様がリピーターになり、商売が大繁盛する。
その結果、自分たちの給料が上がる。 - 世間よし(社会貢献):
良い製品が世に広まり、社会が良くなる。
会社が存続し、雇用が守られる。
こうして見ると、ISO9001が目指す「意図した成果」は、まさに三方よしの実現そのものだと言えます。
4. まとめ:ISOは「みんなが幸せになるための道具」😊
「意図した成果」を専門用語で説明するだけでは、現場の納得感は生まれません。
もっと“自分たちの未来”に結びつけて伝えることが大切です。
- お客様に「ありがとう」と言われる(顧客満足)
- 会社が儲かり、給料が増える(継続的改善)
- 仕事を通じて社会に貢献する(組織の状況)
このサイクルを回すための仕組みがISOなのだと伝えれば、
ISOは「面倒なルール」から「みんなが幸せになるための道具」へと認識が変わります。
あなたの会社の「意図した成果」も、もっと泥臭く、もっとワクワクする言葉に書き換えてみませんか?✨
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