🔍 ISO審査で「専門用語」は不要?コンサルタントが教える“正しい答え方”と実践ポイント


「審査の日が近づくと憂鬱になる…」
「審査員の質問に、どう答えれば正解なのかわからない…」

ISO審査に不安を抱える事務局の方は決して少なくありません。
ISO9001・ISO14001・ISO27001など、どの規格でも“質問への回答方法”に悩む声は多く聞かれます。

最近、数社のお客様からご依頼をいただき、ISO審査の立ち会いをしてきました。
普段、私が審査に同席することは稀ですが、「担当者が変わったばかり」「不測の事態が起きたら怖い」といった、
いわば “お守り” のような役割で呼ばれることがあります。

今回、複数の審査に立ち会って改めて感じた、
「ISO審査を楽に、そして有意義にするための3つのポイント」 をお伝えします。


✅ 1. 「ISOの言葉」で答えようとしなくていい

ISO審査員はISO規格の要求事項に基づいて質問してきます。
そのため、受ける側も「規格の用語(マネジメントレビュー、是正処置など)を
使わなきゃ!」と構えてしまいがちです。

しかし、無理に難しい専門用語を使う必要はありません。
むしろ、普段の業務の言葉で説明する方が、審査員にとっても理解しやすいのです。

回答の土俵を「ISO」ではなく「自分の業務」に持っていきましょう。

  • 審査員:「規格の○○に基づいたプロセスはどうなっていますか?」
  • あなた:「うちの会社では、普段の仕事の流れはこうなっています(業務の説明)」

これで十分です。
皆さんが日々行っている 「仕事そのもの」 を説明すれば、
それをISOの枠組みに当てはめるのは審査員の仕事です。


✅ 2. 審査は「減点法」ではない

多くの人が誤解していますが、ISO審査は学校のテストのような減点法ではありません。

「間違えたら不合格になるかも…」とビクビクする必要はありません。
※ 誤った説明をしてしまったと気づいた時点で、審査員に対し、誤った旨を説明しましょう。

むしろ、「自分たちはこれだけしっかり仕事をしている」
堂々とアピールする場だと考えてください。

ISO審査は、組織の運用状況を確認し、改善のヒントを得るためのプロセスです。
自信を持って自社のルールや業務プロセスを説明することが、
審査員からの信頼につながります💡


✅ 3. 分からない質問は、聞き返してOK

審査員の質問が抽象的だったり、意図が分からなかったりすることはよくあります。
そんな時、黙り込んだり、適当に合わせたりするのが一番もったいないことです。

  • 「今の質問は、具体的にどういう意味でしょうか?」
  • 「この資料の内容について聞きたいということですか?」

と、遠慮なく聞き返してください。
ISO審査は“対話型”で進める方が、誤解もなくスムーズです。

対話を通じてお互いの理解を深めることが、
形だけではない 「生きたISO」 の運用に繋がります✨


📝 まとめ:ISO審査は「業務の健康診断」

受審組織の皆さんが、ISOという言葉に縛られず、
「普段の業務をありのままに語る」
ことができれば、ISO審査はもっと有益な時間に変わります。

もし、次回の審査に不安がある、あるいは
「今の運用が業務に合っていない気がする…」
と感じているなら、一度 “業務の言葉” で振り返ってみることをおすすめします。

ISO審査の準備・内部監査の改善・文書の最適化など、どんなテーマでもサポートできますので、必要であれば気軽に声をかけてください。







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