「コンサルさん、驚かないでくださいね」という言葉の裏側
新しいプロジェクトのキックオフで、お客様からよく言われる言葉があります。
「うちはかなり保守的なんです。何かを変えるには相当な労力がいりますよ。」
「当社の常識は、世間の非常識かもしれません。驚かないでくださいね。」
実は、このフレーズはコンサルタントとして現場に伺うと、決して珍しいものではありません。
多くの方が「自社は特別に古い」と感じていらっしゃいます。
しかし、ここで立ち止まって考えてみなければならないことがあります。
「問題点に気づいているのに、今変えなければ、一体いつ変わるのでしょうか?」
「変えられない」には必ず理由がある(組織変革が進まない本当の要因)
「変えたほうがいいのは分かっているけれど、できない」という状況には、
必ずセットで「変えられない理由」が存在します。
• 業務の連鎖反応: 一箇所をいじると、別の部署の業務に支障が出る。
• 心理的な抵抗: 「今のやり方で困っていない」「変えると自分の仕事が増える」という現場の反発。
• 既得権益: 「俺が困る!理解できない!」と言い切る特定の個人の納得感が壁になるケース。
だからこそ、無理やり壊すのではなく、まずは「なぜ変えられないのか」を徹底的に可視化することが重要です。
課題の「可視化」が、時代に取り残されない唯一の道
「うちは古いから」と諦めて何もしないリスクは、今の時代、かつてないほど高まっています。
市場の変化スピードは加速し、現状維持は実質的な退化を意味します。
変革を成功させるステップは、実はシンプルです。
- 「変えられない理由」をすべて洗い出す(可視化)
- 中長期的な視点で、影響の少ないところから一つずつ対応する
- 「世間の常識(スタンダード)」とのギャップを埋める
一気にすべてを変える必要はありません。課題を棚卸しし、一つひとつ紐解いていくことで、組織は必ず良くなります。
自社の「当たり前」と、世の中の「スタンダード」を比較することで、
- どこが強みで
- どこがリスクで
- どこから手をつけるべきか
が、ぐっと見えやすくなります👀
結びに:その「違和感」を大切に
「当社の常識は、世間の非常識」だと気づけていることは、実は大きなアドバンテージです。
最も危険なのは、非常識であることにすら気づかないことだからです。
気づいている今こそ、重い腰を上げるチャンスです。
あなたの会社の「当たり前」を、未来へつなぐ「強み」に変えていきませんか?
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