【ISO改訂】「事務局任せ」が形骸化を招く理由とは?マニュアルを“自分事化”する3つのステップ 🚀
ISO9001・ISO14001などのISO改訂作業が始まると、
どうしても「事務局の皆さん、あとはよろしくお願いします」という空気が生まれがちです。
しかし、ここに大きな落とし穴があります。
事務局は「規格の理解」は深くても、現場の「実務のプロ」ではないケースも多いもの。
ISOマニュアルを改訂する本当の目的は、
現場の業務手順を最適化し、組織のパフォーマンスを高めることにあります。
ISO改訂を成功させるためには、「事務局任せ」から脱却し、全員でマニュアルを育てる必要があります。
1. 「事務局、頑張れ!」で終わらせてはいけない理由 🙅♂️
ISOマニュアルの改訂は、単なる文書の書き換えではありません。
それは 「自分たちの働き方を決める重要なプロセス」 です。
- 事務局: 全体構造の整理、ISO規格との整合性チェック
- 各部門: 実務とのズレがないか、手順が効率的かを確認
- 全社員: マニュアルを見て迷わず動けるかを検証
この役割分担が機能しないと、結局は「審査のための文書」に逆戻りしてしまいます。
ISOの本質である “業務改善” が置き去りになるのです。
「事務局が作ったものに従う」のではなく、
「自分たちが使うものを、自分たちで磨く」
この視点がISO運用の質を決めます。
2. 「全社員が動けるか?」という究極のチェックポイント ✅
新しいISOマニュアルを手に取ったとき、現場の社員が
「えーっと、これはどういう意味?」
と迷う箇所はありませんか?
ISO文書が“関係者全員にとって明快か”を確認することは、改訂作業の最重要ポイントです。
- 表現が曖昧ではないか?
- 現場の専門用語や慣習とズレていないか?
- その通りに動けば、意図した成果が出るか?
ここを妥協すると、ISOは一気に形骸化します。
3. コンサルが実践する「マニュアルを組織に馴染ませる」3段階調整法 🛠️
私がISOコンサルティングに入る際は、単に案を提示するだけではありません。
マニュアルが“現場で本当に使える状態”になるまで、次の3ステップを徹底します。
① 事務局との内容調整
ISO規格の要求事項を満たし、組織としての「骨組み」を固めます。
② 各部門責任者・担当者との内容調整
実務との乖離を徹底的に排除し、現場で使える手順へ落とし込みます。
③ 全社員による最終調整
現場の末端まで確認し、表現の細部を調整します。
実は①の段階では、まだ「借りてきた言葉」であることが多いもの。
しかし②・③を重ねることで、マニュアルは次第に
「その会社の生きた言葉」
へと進化していきます。
これはISO運用の成熟度を高める、非常に重要なプロセスです。
結論:ISOマニュアルは「全員で創るもの」✨
2026年のISO改訂を成功させる最大のポイントは、全員でマニュアルを作成することです。
各部門が主体的に関わり、全社員で言葉を磨き上げる。
そのプロセス自体が、組織のチームワークを強化し、品質・環境への意識を高める最高の教育機会になります。
あなたの会社のマニュアルは、社員の皆さんの「言葉」で書かれていますか?
ISO改訂は、組織を一段上のステージへ引き上げる絶好のチャンスです。
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