❄️ 変わる季節、変わるビジネス:気候変動のリアルと企業戦略
東京から札幌へ:雪が減った?気候変動の実感
先日、東京からクライアント様が札幌までお越しくださいました。
あいにく、その日は雪が舞う天気でした。
クライアント様に会うなり、開口一番に驚かれたのが、
「こんなに雪が降っているのですか?」というご質問でした。
私からは「ええ、まあ、いつものことですよ」とお答えしましたが、
同時に「でも、以前と比べたら、もしかしたら少し少ないかもしれませんね」という
言葉が自然と口をついて出ました。
過去との比較が示すもの:温暖化の兆候
その会話の後、ふと過去のFacebook投稿を振り返ってみたところ、驚くべき発見がありました。
現在私たちがいるのと同じ場所を写した数年前の投稿では、あたり一面が真っ白に覆われ、
遥かに積雪量が多い状態だったのです。
この僅か数年の変化こそが、
私たちが直面している気候変動のリアルな兆候ではないかと感じています。
最近の気候は本当に予想がつきません。
地球温暖化が進んでいると言われる一方で、突発的な豪雨や極端な寒波が発生し、
パターンが読みづらくなっています。
北海道の記憶:地域ルールと石炭ストーブ
私自身の子供の頃(北海道内)の記憶を辿ると、
小学校時代にはマイナス20度を下回る日もありました。
当時、学校の教室で使われていたストーブは、
今のような灯油や電気のものではなく、石炭ストーブでした。
あまりに気温が低く、通常の始業時間に間に合わない場合のために、
授業の開始時間を1時間遅らせるという地域特有のルールがあったのを覚えています。
今の子供たちに話しても、信じられないような昔話かもしれません。
🌎 クライアントの現場で聞く「変化」:ビジネスへの影響
この気候変動は、私たちの日常生活だけでなく、ビジネスにも甚大な影響を及ぼしています。
私のクライアント様との会話の中からも、その影響は日々感じられます。
- 「夏の熱中症対策が、今やビジネス継続の最重要課題の一つだ」
- 「採れる作物の種類や収穫時期が変わるため、サプライチェーン全体の見直しが必要になっている」など・・・
気候の変化に対応するため、
根本的な仕事内容や戦略を変えざるを得ないという話を頻繁に耳にします。
気候変動は、もはや「環境問題」という一括りではなく、
企業が生き残るためのリスク管理であり、同時に新しいビジネスチャンスの源泉でもあります。
まとめ:未来を予測し、備える力
私たちは一歩先の未来を予測し、備える知恵と行動力が求められています。
北海道・札幌の雪の変化からも見えるように、気候変動はすでに私たちの生活とビジネスに直結しています。
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