沖縄出張、スーツから「かりゆしウェア」に替えたら世界が変わった話【沖縄ビジネス・服装・出張体験記】
私は仕事の関係で、年に数回、ここ沖縄で業務を行っています。
美しい海、美味しい沖縄料理…大好きな場所です。
ただ、一つだけ、ずっと気になっていたことがありました。それは「服装(ビジネスウェア)」です。
毎回、沖縄で感じるアウェイ感【スーツ vs かりゆしウェア】
北海道から行く私は、毎回きっちりネクタイを締めたスーツ姿。
しかし、沖縄のお客様のオフィスへ伺うと、そこにはいつも涼しげな笑顔と、
カラフルな「かりゆしウェア」を着用したお客様の姿がありました。
仕事とはいえ、ビジネスマンは、クールビズやスーツ着用も多い。
でも、沖縄は違います。
お客様は、まるでこの暑さを楽しむかのように、鮮やかなかりゆし姿・・・と私は感じています。
その光景を見るたび、私は心のどこかで
「あれ?私だけなんか浮いてる…?」というアウェイ感を感じていました。
まるで、一人だけ違う国のルールで戦っているような、そんな感覚です。
虜になったかりゆしウェア
そんなアウェイ感に耐えかね、
ある時から思い切って私も「かりゆしウェア」を取り入れることにしました。
最初は正直、ちょっぴり抵抗がありました。
「本当にこれでいいのかな?」
「お客様に失礼じゃないかな?」
単にネクタイを外すだけでなく、色も柄も華やか。
初めて袖を通したときは、まるで旅行に来た気分でした(笑)。
でも、一度着てしまうと、もう虜です!
通気性の良い素材、開放的なスタイル。
沖縄の強い日差しと高い湿度の中で、「本当に快適!」の一言に尽きます。
物理的なストレスが激減しました。
かりゆしウェアが繋ぐ、見えない「一体感」【沖縄ビジネスマナー】
しかし、本当に驚いたのは、その心理的な効果でした。
かりゆしウェアを着てお客様のオフィスへ伺うと、場の雰囲気がガラッと変わるのを感じたのです。
「お、コンサルさんもかりゆしですね!」
「いい柄ですね!」
と、商談の前に、まず服装の話題で一盛り上がり。
それだけで一気に距離が縮まります。
特に初めてお会いするお客様に対して、以前はあった「よそ者感」が薄れた気がします。
同じ「服装」を身に纏うことで、言葉ではない、見えない一体感、
仲間意識が生まれたように感じたのです。
これは、心理的なものかもしれませんが、私の中では大きな違いでした。
単なる「涼しい服」ではない、かりゆしウェア。
着る人々の心理的な距離まで縮めてしまう、
沖縄ビジネスにおける魔法のビジネスウェアだと今は感じています。


