「ISMS内部監査は審査のため?」形骸化を防ぎ、会社を強くする3つの本質 🔍💡


はじめに

「今年もISMSの内部監査の時期が来たか……」
「審査を通すための書類作りが大変だ」

お客様からISMS(ISO 27001)運用についてご相談をいただく際、
こうした「義務感」に近いお声をよく耳にします。

しかし、断言します。
内部監査は「審査に受かるため」に行うものではありません。
本来は「会社をより良く、安全にするため」の重要な経営ツールなのです。

今回は、内部監査を形骸化させず、組織の力に変えるための「3つの目的」と、
それを支える「監査員の力量」について解説します。


1. 内部監査の本当の目的とは?🔎(ISMS 内部監査 目的)

今後の監査を「意味のあるもの」にするために、まずは以下の3つの目的を再定義しましょう。


① ルールが「形」になっていないか?(順守状況の確認)📘

社内で決めたルールや関連法令、お客様との契約(顧客要求事項)が
現場で本当に守られているかをチェックします。

これは単なる「あら探し」ではなく、
「現場が守れるルールになっているか」
を確かめるプロセスでもあります。


② そのルールは「機能」しているか?(有効性の評価)⚙️

「ルールは守っているけれど、セキュリティ事故が減らない」という状況は避けるべきです。

  • 現場で無理が生じていないか?
  • 会社が求める成果が適切に得られているか?

これらを評価し、実態に即した運用へと導きます。


③ 未来のトラブルを「予知」できているか?(潜在的リスクの確認)🔮

まだ表面化していない、あるいは見過ごされているリスクはないか。

内部監査は、大きなトラブルが起きる前に「芽」を摘むための、いわば
「会社の健康診断」 です。


2. 「形だけの監査」を卒業するために必要なこと 🧭(ISMS 内部監査員 力量)

これらの目的を達成するために最も重要なのは、チェックリストの項目数ではありません。
実施する 「内部監査員の力量」 です。

監査員には、以下のような知識と経験が求められます。

  • 規格(ISO 27001)への深い理解
  • 現場の業務プロセスに対する知識
  • 問題の本質を見抜くヒアリング能力

もし
「自社だけで適切な監査ができるか不安がある」
「担当者の経験が不足している」
と感じる場合は、外部の教育・研修を活用したり、専門家のサポートを受けたりして、
「正しく評価できる体制」
を整えることが、結果として会社を守る一番の近道になります。


まとめ:監査が変われば、組織が変わる 🚀

ISMS内部監査を「審査のための儀式」で終わらせるのはもったいないことです。

「会社を良くするために、どこにリスクがあるのか?」
という視点で向き合うことで、情報セキュリティは単なるコストではなく、
企業の信頼を支える武器 になります。

「自社の監査体制を一度見直してみたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。







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